太秦

なにも予定のない土曜日。最高。

朝はお母さんに起こされてご飯食べて二度寝。幸せ。

駅前の「都麗美庵」っていうパン屋のいつも売り切れてるアンドーナツを食べた。

確かに周りのパンはおいしい。カリカリのサクサク

でもあんこ多すぎだ。アンドーナツだったけど、あたしあんこ嫌いだったんだ。


昼前に太秦の映画村に行く。

電車で家からたぶん25分もかからない。でも駅から歩いて15分くらい。

見た目は子供だましな感じで乗り気ではなかったがいざ入村(笑)してみると結構楽しい。

日光江戸村みたいだが、本当に小さな村の中に入りこんだかんじ。

うちのお母さんは仮面の忍者の上映に夢中でした。年バレちゃうよ

殺陣のショーとかあって面白かったです。

でも馬に乗って記念撮影的なものがあって、その馬が嫌がってる感丸出しだったのは切なくなった。

あーあぁ人間の商業に使われちゃって。

その後京都駅で駅弁買って帰宅。




夕飯前に京都に来て以来、初めてお父さんと電話する。

なんだかすごく心配されました。

ご飯のこととかほかの家事のこととか。

切なくて、泣きそうになって、でもごまかそうと淡々とした返事しかできなかったよ

なんでもっと素直に出発できなかったんだろ。それだけが悔いである。


今はお母さんがいるから何も実感ない。なんか旅行してる気分。

だけど現実なんだよなぁ

明日お母さんが東京に帰って、一人になった部屋は広く感じるのだろうか。

ご飯食べてるときもお母さんに「辛かったら帰ってくればいいんだからね」って言われた。

そんなセリフ、ドラマでしか聞いたことないよ。

でも自然に言われて、やっぱり切なくなった。

あたしはやっぱり素直じゃないから、笑ってごまかしたけど。