流星群



バイト帰り、電車から虹を見た。

ビルの隙間から見えるそれは天まで届かず切れていて

ちょっと頼りなかったけど

キレイでした。


駅からの帰り道も空の色がむらさきに光ってて

イヤホンからはCoccoの流星群。


自分の気持ち、空の色、あとCoccoの唄声とメロディ。

混ざり混ざって言い表せられない感動で。


ちょっと、泣いた夕方のことでした。




全て知ってた

それでも触れた

他には何も

見えなかった


こんな空に きれいなまま

誰か 泣いて 泣いて

どうか 光れ

たかが 愛の歌よ 響け

窓を 開けて 放て